関東Ａブロックチャンピオンシップ

大竹です。
１０月１０日～１１日、関東Aブロックチャンピオンシップが開催されましたのでその報告です。
私は今回、茨チャプの方でありがたく出場資格を頂きました。
台風一過２日後ということで増水・濁りに加え、初日は肌寒い１日、そして２日目は朝急激な冷え込みかと思いきや日中は季節はずれの猛暑という、選手にとっては気力・体力共に過酷な大会となりました。


牛堀会場前。今年はボートが少なめな印象です。


朝のミーティング風景


初日スタート！私はJB霞ヶ浦の富村プロと同船させて頂く事になりました。ボートでは初めての霞本湖。北浦とどう違うか楽しみです。


さすが富村プロ！朝一早々に４５アップのグッドサイズをキャッチ！
濁りは酷いですが魚の活性は良さそうです。幸先の良いスタート。

私はというと…初日完全試合を喰らいまして丸坊主でした（涙）
今度「ノーバイト・ノーフィッシュ」っていうブランドを立ち上げたいくらいです。まずはオリジナルバリカンから販売します。ウソです。

富村プロは私のような人間にも常に気を遣う非常に優しい方でした。
釣り以外の雑談でも凄く盛り上がりましたが、そんな会話中でも手足は釣りに集中出来ているところがさすがプロ！と関心しました。
とにかく富村プロのキャスティングテクニックに見とれていた１日で、例えばほとんど隙間のないオーバーハングへ非常に綺麗なバックハンドスキッピングでピンポイントにビシビシ入れていたし、キャスト精度は驚くほど正確で、正直バックシートの俺に打ち込むポイントは皆無でした。勉強するには次元が違いすぎましたが、初日から度肝を抜かれました。


そんな訳で（どんな訳やねん！）１日魚を触れなかったので、初日終了後会場前をやっつけてみました。この後夕暮れまで３匹とご対面。


傷ついた心を癒してくれる綺麗な夕日…


さあ気を取り直して２日目スタート！富村プロ、今日も一日宜しくお願いします！今日も霞本湖へバウを向けました。
正直心の中で２日目は完全に諦めていました。とにかく富村プロから何かを学び、そして楽しく釣りが出来ればいい。
でもそんな無気力な時ほど魚が釣れちゃうもんです。いわゆる殺気を消した釣り方です。
しかしこの後に起こる思いもよらぬ天国と地獄を味わう事になろうとは…この二人に知る由もありませんでした。


まずその天国を味わう事に。
諦めかけていた２日目、１０時半くらいにやっと待望の１匹目！談笑をしながら適当に巻いていたエコハイピッチャーに突然のバイト！出た「殺気消去釣法」！１ヶ月の間全く釣りをしていなかったので久々にしびれました！富村プロが自分の事のように喜んでくれていたのが更に嬉しくて…涙が出そうになりました。

その後も立て続けにエコハイピッチャーで２匹目をキャッチ。

そして…思いもよらぬ地獄が待っていました。

１１時過ぎにボートのエンジンがおかしい。「これはヤバいかも…」富村プロの一言でただ事ではない現実を目の当たりにしました。
富村プロは落ち着いてマリーナのメカニックの方と電話をしながら様々な処置を施していました。
１１時半ぐらいから霞本湖のど真ん中でしばし漂流。そんな最悪の状況下でも富村プロは俺を気遣い、何度も「本当に申し訳ない」と言ってくださいました。富村プロのどうしても俺の魚をウエイインさせてあげたいという一心で本部に頼みこんで、ありがたい事に北チャプの鈴木匠プロがレスキューに来て下さいました。


鈴木匠プロのレスキュー到着。
びっくりするぐらい早く駆けつけてくれて神様に見えました…

しかし湖上に富村プロを1人置き去りというなんとも申し訳ない形に。
本当に申し訳ありませんでした。
その後連絡を入れたところ無事マリーナに到着し、エンジンの修理をしているという事。
あとは事なきを得てエンジンが復活してくれる事を祈るのみです。


本当にありがとうございました。
パンタレイクラフトアンドアーツ万歳！

とにかくこの２日間、選手の方々みなさんがお互い助け合って仲良く釣りを楽しんでいる事にとても感銘を受けました。
匠さんが言っていた「困った時はお互い様」という言葉に改めて感動しました。それも富村プロの人徳であることに他なりません。
美しい選手愛。


そして無事ウエイイン。
なんとも富村プロには申し訳なくて切ない気持ちです。


そして表彰式。上位５名の皆さんです。
北チャプ選手の方々が今年も大活躍でした。
優勝は北チャプ馬渡選手。おめでとうございます！
そして５位に竹内プロ。さすがです！
ＮＥＷ・Ｚ１９が一際目立っておりました。

皆さんおめでとうございます。


大会終了後、大塚事務局長のご好意で同船させて頂きました。
思いもよらぬ夢のイブニングフィッシング。いや～、気持ち良かったなあ…釣れなかったけど。


顔が写ってませんが、綺麗な夕日に免じてm(__)m

そして…またまた大事件が！本当に今回の大会はショッキングな事が起こりまくりです。
表彰式の際、会場付近に小さな野良猫がニャーニャー鳴きながらウロウロしていたのをご存知の方もいらっしゃったかと思います。
車で帰路に着き、高速に乗るまでどこかで「ニャーニャー」と聞こえるのです。信号で止まる度にその鳴き声が良く聞こえるので車外を見渡しても猫らしき姿は見えません。もちろん車内にもいるはずがない。きっとあの野良猫の鳴き声が表彰式で耳に付いてしまい、疲れているせいもあり鳴き声が聞こえてしまっているんだと思って気にせず東関道～首都高をぶっ飛ばして帰りました。
そして家に着き車庫に入れて車から降りると…な、な、なんと！あの野良猫の鳴き声がするのです！！！！え～！！！！！これは耳に付いてしまった音ではない！絶対にどこかに猫がいる！と、どうやら車のどこかで鳴き声がする。もちろん車内にはいるはずがない。としたら…車の下や中かっ。最悪の事態も脳裏を過ぎります。お隣さんも出てきてプチ騒ぎに。
車の下周りは見当たらない。念の為にボンネットを開けてみると…ウォ～！！！！！エンジンルームの片隅に子猫がぁ～！！！！！しかも無傷…みんなでビックリ！なんと牛堀の会場で寒いのか俺の車の下から暖かいエンジン内に潜り込み、走り始めたら怖くてきっとじっと中で耐えていたみたいです。そして遠路はるばる埼玉の川口まで来てしまった…というと猫が被害者みたいですが、間違いなく俺が被害者。

昨夜から友達や知り合いに電話かけまくり、また今日は朝から友人達が次々と我が家に子猫を見に来ています。が誰も飼わないそうです（涙）どなたか里親になってくれる心優しい方はいらっしゃいませんか？もしそんな仏の心をお持ちの方はコメントして下さい。非常におとなしく、抱っこしても甘えてゴロゴロしていて可愛いです。とにかく引き取ってくれる人が現れるまでうちに置いておこうと思います。
もちろん子供達はおろか、猫好きな嫁もうちで飼う気満々ですが…
あの…家族の皆様、俺が猫アレルギーなのご存知ですよね（号泣）

それでは皆様、ごきげんよう。





追伸：富村プロ、２日間本当にありがとうございました。
そして大会本部では金子会長、玉川副会長（２日目はゴルフ）、　
宮崎副会長（お見事１１位！）、大塚事務局長（茨チャプショアの
石川さんを同船して頂きました）本当にお疲れ様でした。
大会終了後、またまたボートに乗せて頂いた大塚事務局長
ありがとうございました。次回も是非乗せて頂き、トップの釣り方教えて下さい！






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